給料からの天引きはどのキャバクラでも必ずある
キャバ嬢の魅力は、なんといっても時給が高いところ♪
昼職よりも倍以上時給の設定が高いこともあり、短期間でがっつり稼げるのが魅力ですよね。でも実は、キャバ嬢のお給料からは毎月一定額の天引き(通称:引かれ物)がされていることをご存知でしょうか?
残念ながら、天引きはどのお店でも必ず行なっているもの。キャバ嬢として働くなら、まずは天引きがあること、そして月にだいたいいくらくらい天引きされるのかを知っておく必要があります!
入店後はタイミングを逃すと聞きづらくなりますし、入店前に知っておけば心の準備ができますよね。
控除(引かれもの)の内訳と金額
控除(通称:引かれ物)は、お店にもよりますがだいたい基本給の15~20%で設定されています。
また控除には、時給とは別で毎月必ず引かれるものもあります。天引きの対象はお店によって異なるので注意が必要です。
ここでは、一般的にキャバクラで天引きされるものの種類や、その相場についてご紹介したいと思います!
源泉徴収
源泉徴収とは、お給料から事前に所得税が差し引かれ、お店が代わりに所得税を納税してくれる制度のこと。
源泉徴収は、キャバクラに限らず他の夜職や昼職でも必ず引かれるもの。金額に関しては、収入が多ければ多いほど引かれる金額も比例して多くなります。
ドレスレンタル代
お店でドレスをレンタルすると、お給料からレンタル代が差し引かれることになります。相場としてはドレスが1着500円~1000円、靴が1足500円くらい。
ドレスと靴は別に設定しているところもあれば、同じ金額のところもあります。
衣装レンタル代として引かれた分は、衣装のクリーニングに当てられたり新しい衣装の購入費用として使われています。
ドレスレンタル代は一見するとお得な感じがしますが、長い目でみればもったいない出費。
気に入ったデザインがあれば、自分で購入する方が安く済むこともありますよ!
ヘアメイク代
お店でヘアメイクをする場合も、同様にお給料から天引きがあります。
ヘアセットのために美容師さんを雇っているお店は、美容師さんのお給料に当てられている場合が多いですね。
ヘアメイク代は、1回500円~1500円が相場。美容室でヘアセットするよりも安めに設定されているので、利用しても損はありませんよ♪
送り代
終電を逃してしまったらお店の送りを利用するかと思いますが、送り代も天引きの対象になります。
相場は500円~3000円ほどですが、都市部と地方では若干金額に差があるようです。
また〇kmまでは無料でそれ以後は1kmごとに100円、というように細かく設定されているお店もあります。
雑費
雑費は、トイレやロッカーなどの使用料という名目で差し引かれています。相場は、500円〜1000円ほど。
雑費に関しては天引きしていないお店も多く、面接の際に確認しておくと安心です!
給料から引かれている金額を必ず確認すること
天引きについてはお店側に全ておまかせすることになりますが、毎月の給与明細は必ず確認するようにしましょう!
なぜなら、悪質なお店だと実際より多めに給料から天引きをしていることがあるから。
あまり疑いたくないですが、少しでも経費を抑えたいと考えるお店によってはあり得ることです。
また高額時給を謳っているお店ほど、蓋を開けたら天引きばかりで手取りが少なかったなんてことも。この場合、高待遇に見せかけて女の子を雇い、提示した時給より安く働かせるという狙いがあります。
給与明細をもらったら、まずは源泉徴収額をチェック。お店が税務署に納めなければならない税金は、10.21%と決められています。もしこれ以上に高い金額で徴収されているなら、天引きされ過ぎを疑いましょう。
また、ヘアメイク代や送り代の過剰請求にも要注意です!
そんなに利用した覚えがないのに、回数を増やして請求されているケースはよくあります。そうならないためにも、利用した回数や利用日をちゃんと記録しておくと◎。
記録があれば、証拠としてあとからお店に伝えやすいですよ!
キャバ嬢は出費も多いですが、強力なバックで給料UPを狙える仕事です。
お給料にプラスされるキャバクラのバックについてはこちらで解説しています。