キャバ嬢で「枕営業」と「裏引き」をしている子は多い
キャバ嬢の世界では、お店とは別で裏の営業をしている女の子も珍しくありません。
その代表的な例が、枕営業と裏引きです。
枕営業とは、いわゆるお客さんと体の関係を持つこと。体の関係を持つ代わりに、お店に来てもらったりお金を落としてもらうことを目的とした営業方法です。
裏引きとは、お店の外でお客さんと会い直接お客さんからお金をもらうこと。キャバクラだと指名料や席料を取られますが、お店を介さず外で会えば支払ってもらったお金は全て自分のものになります。
こう説明すると、どちらもキャバ嬢にとって「おいしい」営業方法のように聞こえますよね。
枕営業のメリット
今も昔も、お客さんと体の関係を持つ枕営業に走るキャバ嬢は後を絶ちません。
なぜなら、枕営業をするメリットはあまりにも大きいから。最大のメリットは、指名を増やして売上をアップすることができる点です。
枕営業をすれば、営業スキルや接客スキルがなくても指名が取れて、短期的な売上げを作ることができちゃいます。
正直なところ、お客さんの中にはキャバ嬢と「ヤレればいい」と考える人も多く、枕営業をすれば効果てきめんなんですよね。
お客さんからすれば、お店に通ってキャバ嬢を落とす方法を考える手間も省けるし、狙っているキャバ嬢に高額を貢ぐ必要がなくなって良いことだらけです。
裏引きのメリット
お店の外で内緒で会う裏引きも、枕営業同様に多くのメリットがあります。キャバ嬢が裏引きをする理由で一番多いのは、直接お金をもらうことができるから。
そもそもキャバクラとは、キャバ嬢が稼いだ売上げや指名料、ドリンクバックなどを折半して利益を得ています。雇われている以上お店のルールに従う必要がありますが、「せっかく頑張ったのに報われない」と不満を感じるキャバ嬢も多いもの。
しかし裏引きであれば、お客さんが支払うお金は直接自分だけのものにすることができます。
それが裏引きなら、お気に入りのキャバ嬢を独占できるだけでなく、無駄な出費をおさえることもできます。
営業自粛になったら生活費を稼ぐことが難しくなるため、裏引きをして効率よくお金稼ぎをしているみたいです。
キャバ嬢が「枕営業」をするリスク
枕営業はメリットもありますが、同時にリスクを伴う行為でもあります。
ここでは、具体的にどんなリスクがあるのかを解説していきましょう。
お客さんが来なくなる
男性というのは本来、狩猟本能がある生き物。狙ったキャバ嬢を落としたい、なんとか振り向いて欲しい、そんな思いを持ってお店に通います。
しかし枕営業で簡単にキャバ嬢が手に入ってしまえば、そこでもう狩りはおしまい。
悪いイメージがつく
キャバ嬢同士の悪い噂というのは、お店でも一瞬で広まります。
「あの子、枕営業してるらしいよ」と噂になれば、他の女の子からは冷たい目で見られることになるかも。ボーイやオーナーの耳に入れば、最悪お店を辞めさせられこともあります。
妊娠のリスクがある
枕営業を持ちかけるお客さんのほとんどは、キャバ嬢のことを大切に扱うような紳士ではありません。口では優しいことを言っていても、もしかしたら避妊をしてくれない可能性だってあります。
そうなったら、キャバ嬢としてだけでなくあなたの人生が壊されてしまうかもしれません。
また性病のリスクもあります。性病に感染するリスクを含めたキャバ嬢がなりやすい病気はこちらで紹介しています。
キャバ嬢が「裏引き」をするリスク
キャバクラ業界のタブーである裏引きも、メリットの裏には当然リスクがあります。
ここでは、裏引きをするリスクについて解説していきましょう。
お客さんの態度が激変する
お店では優しくて紳士的だったお客さんでも、外に出ると態度が全く変わることがあります。
すでにお金をもらっている場合は断りづらく、お客さんのいいように流されてしまうキャバ嬢も多いです。
要求がエスカレートする
最初は食事やデートだけという約束だったはずが、気づけば要求がどんどんエスカレートしていくケースも、珍しくありません。
はっきりと断って納得してくれれば良いですが、歯止めが効かなくなると強硬手段に出るお客さんもいます。
カラオケデートやドライブデートなど、密室で2人きりになるようなデートは注意が必要です！
お店にバラされる
裏引きでお客さんとの間に何らかのトラブルがあった場合、逆上してお店に裏引きをバラされる可能性があります。
裏引きはキャバクラ業界で絶対的なタブー行為。そのことを分かっているからこそ、お店にバラしてキャバ嬢を陥れようとするお客さんも少なくありません。
